セクス・マキナ

2025-09-14

sekkusu と文字変換するだけで恥ずかしいじゃん。耳まで赤いじゃん

ライブ変換でするっとセックスが出るの少しドキッとする。周りにニンゲンいないよね?

ゴミ屋敷のゴミに隠れていないか見回す

(小声で)「ッ」って少し野暮ったくない?

セクス表記が好き。でもあまりセックスっぽくない

2000-06-27 にセクスと書いている

白石かずこさんがセクスと書いていて「かっこいい!」と影響を受けた(もっと赤くなる)

最近、セクス表記をみないなと思っていたら

(森鷗外さんの『ヰタ・セクスアリス』はウィタがヰタなのが面白い)

茨木のり子さんの『歳月』(2007)の『その時』にセクス

セクスには
死の匂いがある

新婚の夜のけだるさのなか
わたしは思わず呟いた

どちらが先に逝くのかしら
わたしとあなたと

そんなことは考えないでおこう
医師らしくもなかったあなたの答

なるべく考えないで二十五年
銀婚の日もすぎて 遂に来てしまった

その時が
生木を裂くように
    

最後、茨木さんの裂かれた深い傷を見てギョッとして納得する

日々の車にひかれた猫に僕も裂かれはているけれど

25 年後や 69 年後 666 年後はどうだろう

そういわれると裂かれるけれど

普段はメンブレしない防衛機制あるからな

レジで支払いをしないといけない死

もっと思い出して対処できず奇声をあげないとな

この詩集『歳月』は生前、恥ずかしいからと一周忌に刊行

そういうところ好き

『谷川俊太郎選 茨木のり子詩集』(2014)の冒頭に、谷川さんが『初々しさ』という題のまえがきに

何でも言える親しいおつきあいをしていましたから、時折私は苦言を呈しました。例えば有名な「わたしが一番きれいだったとき」の、第五、第六、最終節はないほうがいいとか、「倚りかからず」より「青梅街道」のほうが好きだとか、茨木さんは不満顔ながら素直に聞いてくれました。

のも好き

『初々しさ』とした谷川さんも好き

まだいろいろ書きたいけれど、それは後日に

車にひかれた猫の姿と臭いと音を思い出し、発狂&絶叫するために息を吸い込む