車にひかれた猫とお金

2023-9-3

100 円くらいのエクレア

糖分が取れるし絶妙なチョイス

生クレームじゃなくカスタードなことも

生地が苦いから 100 円くらいの缶コーヒーに合う。かな(缶コーヒーは後味が好きじゃない)

ほろ苦い寓話

聖書にはドラクマ、ディドラクマ、スタテル、ミナ、タラント、レプタ、コドラント、デナリ、アサリオン、ダリク、シェケルといろんな貨幣が出てくる

お金の話がいつくかある

ネタバレ注意:ユダがイエスを 30 シェケル(給料三か月分くらい?)で売ったり

朝から働いたニンゲンにも、夕方から働いたニンゲンにも日給として同じ 1 デナリが支払われたり(試みにあわせず、悪より救い出したまえ)

マルコの福音書には

12:41 イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。
12:42 ところが、一人の貧しいやもめが来て、レプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランスを入れた。
12:43 イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われた。「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。
12:44 皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。
    

賽銭箱にどれだけ入れているか見られるシステム。ソシャゲのランキングとか。生々しい

生活費全部か。統一教会とか喜捨とか

金持ちはほかにも分散して寄付していたり

財団のように長期的に寄付するために全部入れないほうがトータルで寄付額多くなったりする

もちろんそうじゃない金持ちが多いのと同様、短絡的に所得のパーセンテージだけで捉えられることが多いからさ

金持ちが全額寄付したら

それにパーセンテージで単純に本気度は測れない

車にひかれた猫の治療費をキープした残りなら、それはすべて

次にお金が入る予定があるから全部入れることも

マタイの福音書では僕どもを呼んで 5 タラント、2 タラント、1 タラントを与えて旅に出る

5 タラント、2 タラントをもらったニンゲンは商売をしてお金を増やす

1 タラントをもらったニンゲンは土に埋める

5 & 2 タラントは褒められ、1 タラントの僕には

25:27 それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。
25:28 さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。
25:29 おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
25:30 この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。
    

試みにあわせず、悪より救い出したまえ

言いたいことは分かるよ

そういうニンゲンをターゲットにしているのも理解している

でもいつまでもこれで満足してはいけないでしょう

いつまでも救われない

その点 100 円くらいのエクレアは残酷で優しい

でも救われないのは同じか

なので救われないことについては取り下げます

きっかけとして救われることはあるけれど

その救われる範囲が広いといいですね

自分や身内だけでなく

車にひかれた猫とお金といえば

僕も車にひかれた猫を拾うと僕からお金をもらえる

もらったお金はポケットに入れておき、別の僕が車にひかれた猫を拾ってきたらお金をあげる

100 円くらいのエクレアを買うとお金は減る

だからたまに車にひかれた猫を拾ったのにお金をあげられないときがある

でもあとでお金を全部あげてるよ