お菓子を食べて海と空

2024-03-14

今日も暖かい

関係なく車にひかれた猫は落ちている

土を払う兼なでなで

そしたら車にひかれた猫が失った頭で僕の手をぐっと押し付けてくる

「海に行きたい」

わ、漫画みたいなセリフ

多くの海は僕を殺そうとしてくるけれど

僕は海が好き

それにこの車にひかれた猫と一緒に行きたい

コンビニで紅茶の大きなペットボトルと

小さな袋のチョコとクッキーとナッツを買う

楽しい

電車の窓から海!

わーいわーい

久しぶりに窓側を向いて椅子に正座して外を眺める(ちゃんと靴は脱いだよ)

昔は膝を立てないと外が見えなかったな

改札を抜けてニンゲンが少なくなったので深呼吸

まだ海の匂いはしないよと笑われる

えへへ(いひひ(うふふ(ふふっ)))

もう一匹車にひかれた猫を拾って一緒に海へ

海!

波!

砂浜!

空き缶!

波がずっと動いてるよ!ずっと!

お菓子を食べて

お菓子で喉が渇いたら紅茶を飲む

夕日!

夕日

夕日…

夕日はどうして何度見ても美しいんだろうね

帳(とばり)

暗く寒くなっていく

夜空も何度見ても美しいね?

車にひかれた猫たちは眠っている

僕も防波堤で横になって冷たく固いけれど充足感に包まれて眠る

朝日?

朝日!

朝日も何度見ても美しいな

24 時間くらい待たないと見られないから飽きないのかな

おっぱいや猫はずっと見てても好きだから違うか

でも天体は独特の美しさ

暖かい太陽を見てトイレに行って海鮮丼を食べて雲を眺めてエビのパスタを食べて夕日を眺めて夜中寒さで目覚めて朝日を待つ

もう満足な気もするし

まだ足りない気もするから帰ろうか?