遠い家、遠い尻尾

久しぶりに見事な夜の雲を見た。

ずっと見たいから遠回りに遠回りを重ねて疲れ果てて野宿。

目が覚めても帰宅までの距離を考えると帰るのが面倒。

こうやってコジキルンペンホームレスになるのかな。

ああ。

それでも。

いい。

かな。

雑草を苦いなぁ、と思いながらかじっていたら車にひかれた猫の尻尾見つけた!

家にいる尻尾なしの車にひかれた猫じゃない!?

なんでこんな遠くに!!

ぐぎゃらばぼべべなんとか早歩きって靴脱がず尻尾を合わせてみる。

全然違う…。

色だって違う。

でも

家だからいいや。