霧雨の冷たい夜。
山の上の公園に続く階段で一人遊び。
グーが地獄でチョキが火薬でパーが後遺症。
関連が見つからなくて覚えられなくて右往左往。
公園から誰かが降りてくるから慌てて右の竹やぶへ。
その降りてきた人はUターンして公園へ戻っていた。
あのヒトも人見知りなのかな。
じっとり濡れた竹の葉から抜け出して階段へ。
急にこの竹やぶに車にひかれた猫がいるかもという考えが顔面や肩や腕、足首を掴む。
右往左往の発音しない 2 つの「う」がどこかに転がるように車にひかれた猫が竹やぶに潜んでいるよ。
道路から何メートルも離れているから大丈夫だと思うのだけど
不法投棄されたかもしれないし。
いないと思うのにいる理由をなんだかんだ考えているよ。
必ずいるいないるだよ。
ねぇ、ちゃんと探してる?